高杜 一榮の世界

WELCOME TO TAKAMORI COLLECTION

0250151123.jpg

モノローグ

2020616火曜日

今朝猫のナツキが何か寝ぼけたのかそれともよほどわたしの扱いが悪かったのか、前足でわたしの額をガツンと引っ掻いた。多分わたしが朝食をあげるのを忘れていたためらしい。慌てて支度して皿にのせ、出したら夢中で食べていた。しかしながら彼女は彼女の暮らしのスタイルがあり、その都度びっくりさせられる。数日前には真夜中の二時頃わたしの頭をガリガリと引っ掻いたのでびっくりしたら、今から食事を出せという。彼女は身体障害猫で出逢った時も鳴かなかった。そのため何かしてほしい時は、引っ掻いたり、頭を小突いたり、またガブリと噛んだりする。彼女が猫語も人語も話さないのでその都度察してあげなければならない。だから小突かれても、殴られても我慢している。しかし彼女の可愛さには、ほとんどまるで超一流のボクサーみたいに打撃が凄いのだ。さっきもそばで「早く食事を出せ」と小突かれていた。食事を与えてようやく今毛づくろいをしている。彼女には「お前長生きするんだよ」といつも言っているが判っているのかじっと眼をみている。彼女はわたしの守り神みたいだ。時には母親のような落ち着きと頼りがいがある。滅多にお目にかかれない賢い猫。わたしは飼い主ではなく、彼女に飼われている生き物です。
2020年06月16日 12:15