高杜 一榮の世界

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モノローグ

20200611木曜日

横田めぐみさんのことだが、かれこれ十数年前まだ血気盛んだった頃、めぐみさんの事件に非常に憤慨し、新聞を読んでは「何とかしなければ」などと心を轟かせていた。その後小泉元総理が訪朝したこともあり、何とかなると思っていたが相変わらず現状維持のまま時間が経過した。めぐみさんのお父さんの横田滋氏が亡くなり、わたしは何ともいえない気分を味わっている。というのもこの事件が新聞を賑わせていた頃、自分に出来るのではないか、と妙な正義感を抱いた。それはあの北朝鮮の御大がスイスに留学したことがある、という情報を得た時だった。突然わたしは考えた。あの御大はスイス留学をしたので、必ずフランス語を話せる筈。極秘に御大と連絡を仏語で取り、面談を希望して、極秘にめぐみさんを奪還する計画を考えた。その際自身の名前と素性を打ち明けない、などの様々な計画を目論んでいた。その計画に一歩踏み出さなかったのは、自分が名前を公表させるのを極力避けるにはどうしたらよいか、など細かい点で二の足を踏むようなことになったため。あれこれ考えないで踏み出すことも必要ではないのか。今更出て行って、うまくゆく路線を講じている人々に迷惑がかかるかも、など余計なことを考えて時間を浪費してしまった。やれば出来ないことはないかもしれない。今はそういう類の計画を考えたことを思い出すだけになっている。多分わたしにかなり力のあるモーター格の人物がいれば何とかなるのではないか、と思う。ここに発表しただけで満足してはいけない、とは思う。しかし自身の計画はもしかしたら堅い扉を開かせたのかどうか?
2020年06月11日 08:11