高杜 一榮の世界

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モノローグ

20190103木曜日

新年三日目となるとそろそろ日常に戻ることに。最近の自分のニュースと言えば、昨年滅多に会わなかった兄 高木雅章(画家、新制作会員)を見舞ったこと。体調を崩したとのことでかなり弱気。「永くないかも、年を越せないかも」と発言をしていたのでとにかく会わなければと思ったわけ。早速中村橋に出かけ久しぶりに会った。寝ているかと思ったら、元気で歩いて更に近作を見せてくれた。わたしの顔を見るとフライパンを片手にチャーハンを作ってくれた。思い出すと私が幼い頃、家族で一番次兄が料理が得意だった。彼の絵の数々を眺めるとかなりの傑作揃い。これは個展をして公開した方が世のため、人のためと思ったが、個展会場を探すのも大変だし経費がかかる。とにかく「近々個展をしてあげたい」という思いが募った。自身の絵も加えて兄妹展と行きたい。そんなことを考えるこのごろだ。兄は若い頃「日本のアラン・ドロン」と噂されたこともある美形。そのため、もてたようだ。しかし今ではそのドロン君がややしなびて白髪だらけで、見る翳はあるけれど、昔のアラン・ドロンの面影は数パーセントだから「淋しい」 ともあれ、彼がもてていた時代は一緒に恋人同士のように腕を組んで歩いてくれたことがあったが、兄とはいえビミョーな気分だった。兄とわたしも結婚前だったが、今となってはいい思い出になっている。兄は現在唯一の肉親になっているのでなるべく長生きをして欲しいと常に思っている。

 

2019年01月03日 11:44