高杜 一榮の世界

WELCOME TO TAKAMORI COLLECTION

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モノローグ

20151127

昨日の産経新聞に「オノ・ヨーコ わたしの窓から」展の記事があった。オノ・ヨーコ氏の個展を東京都現代美術館で開催中という。その中に作品の一つの写真があった。タイトルは「We Are All Water」というもので椀らしきものに、すべて水が入っていてずらりと一直線に並んでいる。不思議な作品だが、以前から彼女の世界観のある作品のユニークさを感じていたので、理解できた。だが人間皆「水」という発想が理解できそうで理解が難しい。しかし良く考えると水は我々に一番近いもので、水がなければ暮らせない。つまり彼女は人間は水だから、大丈夫と表現したのか?そうなると恐ろしい作品でなおかつ「こうしちゃいられない」とも言える。才能を感じさせる作品だ。まだ直に拝見していないが、彼女が生きて「水」であるのを感じられるかもしれない。そういえば以前友人が個展を開き、行ってみると莫大な量の塩の山があった。それが作品であると知り、内心ハッとしたが、あの時点で彼女の才能に気が付かなかったわたし。オノ・ヨーコ氏に共通した才能であったのかと、改めて思えた。水も塩もわたしたちの身体に必要なものだ。
2015年11月27日 03:04