高杜 一榮の世界

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モノローグ

20160319土曜日

週刊新潮の高山正之氏のエッセイ「変見自在」をいつも拝読している。エッセイは常に日本を鼓舞させる内容になっている。特に戦時に起こったことや、いかに日本が欧米諸国から虐げられ、イジメを受け、未だにその類が続いているか、を解き明かしてくれる。確かに日本は敗戦後、結構外交的には不利な場面もあった。だがそれは日本が優秀になってきたことにある。日本は戦後飛行機の製造を禁止されていた。その理由は日本の飛行機の性能が高く、欧米の飛行機よりも優れていたためだという。つまり「やきもち」が原因だ。飛行機についてはルーズベルト大統領が「日本人にはゼンマイ仕掛けの飛行機も持たせるな」と言い、マッカーサーがそれを忠実に護り、占領期に「飛行機製造を禁止し、大学の授業から航空力学を取り除いた」というのだから嫉妬もまるで髪振り乱しプライドもないような徹底。相当なやきもちだ。そういう意味では日本は苛められたのだが最近は飛行機も復活し、日本から飛行機を輸出する時代になっている。世界は嫉妬というエネルギーから進歩するのかもしれない。国際的な「やきもち」というエネルギーが経済を支えているのか。アメリカが日本に航空機の製造を禁止したのは自国の航空機を日本に売りたかったためだが、ごり押しを続けるのはそのうち損をすることにもなる。もっとも彼らの航空機の部品は日本製だという。過去には逆に日本製の航空機の部品が外国製だった。つまり世界はそうしてもちつもたれつな状態らしい。日本が追い詰められ、真珠湾を攻撃せざるを得なかった背景がそのようなイジメで包囲されたためだが、これから外交に優れた知能を発揮する人材を育成しなければならないだろう。日本は組織は良いが、欠点は狡さがない点だ。もっと格好良く美しく巧妙に立ち回ることを目指して欲しい。
2016年03月19日 04:48