高杜 一榮の世界

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モノローグ

20171109木曜日

最近自作の二作品が、電子本で発行された。一作は「カション江戸を変える」発売元はボイジャー、もう一作は「ふまじめなエメラルド」これはアマゾンで販売されることになりました。WEBで検索してみてください。もし見つからない場合はこのHPに付属しているメールでご連絡ください。作品を解説します。「カション江戸を変える」は1855年琉球に上陸したフランス人宣教師メルメ・カションが日本語を習得し、徳川十四代将軍家茂と公使ロッシュの間で通弁官として活躍、後に駐日仏外交官として歩み続け、幕府の体制を近代化させることに成功するまでの彼の足跡を描いた作品。カションが存在していなければ、日本には日仏通商条約も成り立っていなかったし、横須賀製鉄所を建設するなどの事業も生まれていなかった筈。日本国が日本と言う名もなかった頃「大日本帝国」を築く大きな転換期に出現した重要人物である。だがカションにはまだ不思議な出来事が多い。カションの本(「カション幕末を走る」文藝春秋刊、を出すことになった時は、カションの晩年の年月日が不明のままだったこと。本を出す寸前の2010年頃、やっとメルメ・カションの晩年の地がカンヌだったと判明したのだった。なおかつ極く最近になりカションがフランスに帰国してから十年間ほどパリの外務省に勤務していたこと、結婚して二人の娘がいたことが判明したのだ。何故彼の足跡が長い間隠されていたのか?この不思議な真実の露見は一体何を意味しているのか?どうもその辺に何か大きなものが隠されているような気がする。

二作目の「ふまじめなエメラルド」は幼少時六本木で育ち、当時山羊を飼うことを決めた父母はロシア人と日本人の混血の女性から山羊を飼い、子供たちに山羊乳を飲ませた。当時六本木は外国人家庭が増えてきて、小さなアメリカ人の女の子が朝早く雨戸を叩き、戸を開けると走って入ってきて、わたしの布団の中に潜り込んで来た。彼女がジミリュウで、当時四歳程度だった。そうした思い出を綴った作品だ。「ふまじめなエメラルド」とは誰にも心の中や自身の中のどこかに宝石がある筈で、その宝石は磨かないでいるうちに、何時の間にかただの石になるかもしれない。エメラルドやそのほかの宝石も知らず知らずに光り輝く。気づいた時に磨き光らせるのはその人の努力かも知れない。いつのまにか生まれてしまう宝石にはふまじめではなく、真心で向き合わねばならない。特に自身の中に芽生えた見知らぬ宝石には心を配り、注意しなければならない。そういう思いで書いた作品である。ジミリュウとの出逢いは映画化したいと思っている。作品へのアクセスは下記に
猫の本屋さんでは次のURLよりBinB Storeにリンクしています。
http://pbc.on.coocan.jp/store/index10_01.html#book3108
2017年11月09日 23:56