高杜 一榮の世界

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モノローグ

20160425月曜日

先日評論家権田萬治氏の講演《ミステリー批評55年 泡坂妻夫と雑誌「幻影城」》があったので、近所のビルで拝聴した。内容は雑誌「幻影城」の時代に生きた人びとの逸話などで非常に面白い内容で勉強になった。昭和の時代にミステリー小説がどういう種類のものであったか、を語られた。江戸川乱歩と横溝正史が昭和38年探偵作家倶楽部を創設したという。まもなく推理小説が生まれて行く。派閥も出来ていった。推理小説の新人作家が求められて行く。ところが新人発掘や育成には金が掛かったというのだ。様々なひろがりが生まれて行ったようだ。「松本清張 時代の闇を見つめた作家」権田先生の著書を拝読中。ミステリ小説の評論家であるだけ、逸話の描き方がスリリングで娯楽性がある。とても気持ち良く読めている。
 
ところで話は変わるが産経に桜に関する逸話が載っていた。現在イタリアローマ市で桜が1400本になっているという。だがその昔桜の苗を送った時があったが思惑通りに木が育たなかった。なぜなら、さくらんぼの産地であったためローマの人びとは送られた木にさくらんぼが生ると信じていたらしく、そのうち失望する。苗は待っていてもさくらんぼはゼロ。するとさくらんぼが生らない木を、長い目で見る気もなく、桜を愛でる余裕もなく伐採してしまった、というのだ。呆れた、というかやはりそれは前もって苗木の扱いを伝えていなかったための「根回し」不足が原因ではないのか?伐採されてしまったのは送った方にも責任があるといえる。それにしても、桜の木をさくらんぼが生らないからと伐採するというのはどういうことなのか、良く理解できない。
 
2016年04月25日 16:58

20160423金曜日

「週刊新潮」の4月28日号の桜井よしこ氏の「日本ルネッサンス」に「世界に流布、中国の慰安婦40万人説」と題するコラムにびっくりした。中国は何を企んでいるのかよく判らない。慰安婦20万人を今度は「中国の慰安婦40万人」と捏造して反日プロパガンダを展開している、というのだ。この問題は多くの学者や研究者を巻き込んでここ数年騒がれていたのだが、今度は数の捏造にまで発展しているらしい。しかしながら良くここまで平然と反日プロパガンダを展開できるものだろうか、と呆れる。国家的「ビョーキ」ではないか、と思える。もう過去の「こういうことがあった」と憎らしい国を貶めるのはやめにしたらいかが?あなたの国とこちらの国は大体体質的に異なり、どうあがいても徹底的に貶めることは不可能です。もし続ければ末代の恥になるはず。そういう類の誹謗中傷は教養のなさが際立って損ではないですか?もうやめましょう。お互いを尊重し合う気風を今残していかなければお互いの子孫の未来に大きな禍根を遺すことになりかねません。そのあがきは断末魔の悲鳴ですか?日本の外務省がこの報道を何とか拡大してばら撒いて欲しいようですが、無理です。おそらく無視が一番良いと判断して、アクションを取らないのだと思う。そう無視が一番適しているようです。
2016年04月22日 11:48

20160421木曜日

昨日の産経に湯浅博の「世界読解」に「震災の弱みにつけ込む国々」と題するコラムがあった。それによると2011年の地震の際に中国から支援隊十一名がやってきて震災の混乱の実態を把握し、間もなく帰国。その後「中国は尖閣諸島に軍艦を送った」という。「東方新報」には「日本が混乱しているこの機会が絶好のチャンスである」と本音を書いていたというのだから愕然とする。今回熊本地震で政府はどのような対策をしているのか。震災の弱みに付け込んで動き出す国が全くないとは断言できない。この好機を逃すわけはない。外交は一時の緩みも許されないだろう。温かい支援が、ある反面「好機を捉え、良からぬ目的で襲撃する」国がない筈はない。過去の大正の関東大震災には、米軍の支援部隊に諜報要員が紛れ込ませていたというし、その情報収集が、後の戦争の本土空襲作戦に活かされていたという。つまり日本は平和な国ではなく、平和を必死に支えるため、日々血みどろの努力をしている国である。何時その努力が緩み、国家を襲う天敵の襲来があるかどうか不明だ。震災で支援がある一方、八方眼を光らせていなければならない。特に尖閣諸島には警戒を要する。巨大地震が巻き起こす混乱には様々な脅威が含まれている。
 
ところでオーストラリアで海上自衛隊幹部が豪州との連携強化を記者会見で表明したという。豪州は連携で潜水艦建造を発表したというのだ。目的は雇用創出効果。潜水艦建造で雇用創出というが、果たしてそれだけの目的なのか?潜水艦建造にほかに意味がないのか?やや疑念がある。潜水艦といえば戦争を思いつくが何を企図しているのか?雇用創出だけなのか?素人判断としては何か不透明な印象。オーストラリアは何か国家的な危機を感じているのか?潜水艦を観光化しようとしている?まさか。しかしそれも一案。
2016年04月21日 17:10

20160418月曜日

「平成二十八年熊本地震」で運命が変わってしまう人びとを特集してみるという番組はどうだろうか?大体被害大きい天災で番組を作るのは簡単のようでいて、難しいはず。おそらく切り取り方で相当迫力のある番組になるだろう。被災者の心を傷つけず、支援する意味での番組は大いなる激励になるはず。今までの災害報道の裏技が、出てくることを期待したい。ともあれ各国からお見舞いならびに激励の言葉が送られている。北朝鮮からはあったのだろうか?いろいろ考えることもあるだろうが、こういう時に外交が重要になってくる。被災番組のことでいえば、死者の名前をただ羅列する報道は良いが、それぞれのプロフィールやそれまでの人生を一行でも良いから追加してみてはどうか?それは大いなる慰霊と冥福になるはず。
 

2016年04月18日 08:48

20160417日曜日

熊本の地震でテレビ局は、すべてこの報道でどこのチャンネルに切り替えても同じ報道で驚いた。当たり前の話だが、改めて日本人の助け合い精神に感心した。その上CMや関係ないコミカルな場面でも画面の下には死者の名前がフルネームで次々に報じられる。これであれば友達は知人が災害に遭っていることもすぐ伝わることになり、かなり便利。ところでテレビは日曜日になると必ず観る番組がある。テレビ東京の「男子ごはん」とフジテレビの「僕らの時代」が主に観る。「男子ごはん」は毎回かなり料理の秘訣を伝授してくれるので、毎回新しい情報が得られて面白い。料理は奥が深いのでいつも新しい技をもらえる。料理番組がほかにもあるが、この番組は面白いしなおかつ優れている。構成が深い。「ぼくらの時代」は芸能人や芸人の座談会だが、日頃伝えられないエピソードが会話に出てくる。あとはNHKの「ファミリーヒストリー」これは凄い取材費用が莫大にかかる番組らしい。選ばれた人物の三代前や四代前まで遡って調査されているので、重厚かつ感動的な番組だ。
2016年04月17日 06:50

20140416土曜日

熊本地震の報道が継続している。驚くべきことにまだ地震は収束してはおらず、相変わらず同じ程度の6・5のマグニチュードの余震が断続的に続き、被災者は増え続けている。今年最大の災害になるような気配だ。東京にいても災害の報道は生で伝わってくる。この状態では首相は現地に行かれない模様だ。今朝テレビをつけて、まだ余震が続いているのを知り、この地震がこの国の経済や政治にまで影響を及ぼすのか、という不安が過ぎる。こういう時、一番役に立つのは音楽かもしれない。悠長なことを考えている場合ではないが、人びとの不安を取り除くのは音楽かもしれない。そういえば東北の地震の時、あるアーティストが楽器片手に駆けつけた、というニュースを聞いたことがある。悠長な場合ではないが、一番の見舞いになるはずだ。まだアーティストの訪問のニュースは聞こえてこない。皆タイミングを図っているのではないのかと推測した。自身が被災したら何が欲しいか、と問われたら、おそらく食料、音楽、そして娯楽と答えるかもしれない。いつ東京が震源地になるか、不明だ。伊勢志摩のサミットを控えている日本国はどういう体制でその日を迎えるのだろう?気になってきたが自分が気にしても何もならない。それこそ「日本を信じよう」しか言えない。
2016年04月16日 06:23

20160415金曜日

熊本の益城で大型地震が発生した。不思議なことに丁度その時テレビをつけたら、その地震が起きる数秒前で、地震が起こったその時の映像を観る事ができた。テレビでも熊本に地震の予知に関する情報はなかったらしい。九州は地震があまりなかったのだろうか?関東では地震が来るという予報が数年前からあったが、それが東北地震を指しているのか、それも定かには判らない。とにかくなるべく多くの人の命を救って欲しい。たった一人赤ちゃんが助け出されたのをテレビで観た。強運の赤ちゃんといえる。赤ちゃんの両親の生死は伝えられていない。今まで疑問をもっていたのだが、随分前の阪神淡路大地震の際、各国の国々から支援団を派遣すると知らせがあったが、それをきっぱり断ったのは当時の国主的存在の人だった。あの時、何故断ったのかの理由を聞くことはなかった。今でも疑問に思う。助けが欲しくても断ってしまう国体の日本に皆は暮らしていて居心地は悪くないのか?それを知りたい。
2016年04月15日 11:38

20160414木曜日

実は子を持たないことに決めたのは結婚する前だった。夫は子供を望んだが最初から「造らない」と決めたのはわたしだった。なにしろ当時は保育園などが今とは較べられないほど少なく、共働きには相当酷い環境だった。その上母が「子供四人あれば、四つの悩みがある」とか「子供四人全部燃やしたい」と恐ろしいことを言っていたのでそれなら造らないと早々決めた。母が何故そういったかといえば、夫婦仲が相当悪かったという理由もあるが画家になる夢を実現できそうになかったためらしい。父と一緒になれば絵を描けると思ったのが誤算だったのだ。父母を理解していたが、自分が結婚した当初は「なぜ父母の仲が悪いのか」全く判らなかった。お互い譲歩し仲良く暮らすコツさえつかめ、大丈夫という楽観的な結婚観があった。わたしたちは極めて仲が良かった。だが十八年後に離婚した。わたしの結論は「仲が悪いほど長持ちし、仲が極めて良ければ離婚する率は多い」に変わった。そんなわけで今ではあの時、子供ができていればと思うかと質問される。だがわたしは他の女性たちとは異なる目的を持っていた。自分の世界の構築にだけ興味があったので、子がなくても、それほどの痛手も後悔も持たない。おそらく妹や弟があったなら、異なっていたはずだ。なにしろ赤ちゃんに接する機会がなかった。それが影響しているらしい。母からどうして子供を作らないのか?と尋ねられたことがあった。その時わたしは彼女が言った言葉「子供四人居れば人数分の悩みがある」と述べたことを理由として伝えた。「お母さんを見ていて子供を作らなければ、離婚しても再出発が可能だと思ったから」とも述べた。すると母が驚いて「そりゃ、ずるいよ。母親の苦労を知らないで人生を送るのは」とぼやいた。母の離婚で迷惑をこうむったのは四人の子供たちだが、本当に迷惑と思ったかといえば、誰も迷惑していない。それがあったのでそれぞれ自立したのだ、と今だから思える。

ところで話は変わるが、政治家の能力の程度はあるが、もし何か国会議員に不祥事が起こった場合、辞任に追い込まずに、無給で一生働かせるという条文を議員法に入れるべきだと思う。そうでなければ永遠に議員の不祥事は終わらないといえる。








2016年04月14日 11:06

20160413水曜日

新聞にバトミントンの選手が闇カジノに耽っていたことにより、五輪の出場停止処分を受けたとあった。賭博はこの世の中で誘惑の一つだが、酒や金への依存症と同じで誘惑を絶つことは難しい。賭博への関与が、選手の資格を失う規定があるのであるなら、選手を選ぶ時点で身辺調査し、本人の依存度を予めきちんと検査しておけば良かったのではないのか?五輪出場が厳しいのであれば、送り出す側にはそれ相応の厳しい姿勢を徹底できたはず。日本のバトミントン選手の参加が危ういことになるのであれば、選手の強化練習よりもその面での準備をしていなければならなかったのではないのか?これは支える側の責任でもある。これを機に他の分野の選手にも眼を光らせるべきではないか?民主主義的、自由社会的な発想は時にはそれぞれの人格を貶める落とし穴がありそうだ。そして時には賭博を取り締まる側の徹底した調査も必要になるはずだ。
2016年04月13日 11:04

20160412火曜日

先日の産経Nのコラム「地球を読む」(山内昌之氏)にテロ防止の対策に関する「欧州型自由が生んだ危機」が載っていた。これによると、テロは欧州の民主主義の自由が作り出したもので、その実態は欧州人テロリスト、つまり自分たちの中からテロリストが産まれていて、なおかつテロ抑止力は現在不在であるという。地球があらゆる交通の自由で狭くなり、テロがどこでも起きる時代になっているというのだが、現在無策に近いテロ対策は今後どうなるのだろうか?民間人が容易く名案を出せるわけではないが、喫緊の問題だ。山内氏の提唱するのは第一にテロ情報の共有を世界的に密にすること。第二に現在のテロを非国家組織と国家の戦争でありテロを予防する厳しい姿勢を徹底し、国民に認識させること。第三に国内におけるテロへの警戒のための荷物検査、金属探知機の実行などへの協力、とそれに対する忍耐を持つこと、などとなっている。

現在五月予定の国際サミットの会議の前段階のためか各国の外相が広島の原爆の記念館にまで訪問しているという。原爆級のテロがもし在ると仮定すると、恐ろしい時代が迫っていることになる。テロと核が結びつかないようにさせなければならないが、それはどのように対処するのか、誰にも答が出ない。ともあれ相手は血の通った人間であるし、ロボットではないことが救いになる。いや、もしかするとロボットの方が手っ取り早いともいえる。
 
 
2016年04月12日 07:38